10月から始まった、第2回目の認知症に関する勉強会が開催されました。
今回も、薬局、デイサービス、居宅・訪看など、様々な職種のスタッフが参加しました。
前回は、「認知症には様々な種類があり、症状も異なる」という事を学び、今回は、「それぞれの認知症のタイプで、どのように対処方法が異なるのか」について学びました。
今回は、以下の3つの対処方法について学びました。
●客観的な事実に沿った対応
間違った言動がある場合に、正しいことを伝える対応
●心的現実に沿った対応
本人の認識が現実と相違していても、その本人の認識を優先する対応
●安らぎ重視の対応
本人が病気だという事を適度に割り切り、意識を上手くそらす対応
認知症は、病状によって間違った対応をすると、かえって症状が悪化する場合もあります。認知症のタイプ・患者様自身の性格・介護者との関係性をよく理解し、柔軟に対応することの大切さを改めて感じました。
認知症についての勉強会が開催されました。
今回は薬局スタッフだけでなく、デイサービスや居宅・訪看などからも、さまざま職種のスタッフが参加しました。認知症は、脳のどの部分に異常があるかによって種類が異なり、対処方法が変わってきます。今回は、主に「アルツハイマー型認知症」「前頭側頭型認知症」「レビー小体型認知症」「脳血管性認知症」について学びました。
グループワークでは、認知症の患者様の映像を見て、どの種類の認知症なのかをグループ討議し発表しました。話し合いの中では、「実際には重複したような症状の人もいる。」や、「実際に対応したが、初期症状がわかりにくいことがある。」など、現場スタッフならではの意見がたくさん出ました。現在、認知症発症者数は、全国でおよそ462万人と言われ、軽度な方は400万人もいると言われています。「地域の健康」のためには、真っ先に取組むべき課題の一つだと改めて感じました。
C型肝炎治療薬についての勉強会が開催されました。
C型肝炎ウイルスに感染すると、30%の方が治癒し、残り70%の方が慢性肝炎を発症すると言われています。慢性肝炎を発症した方は肝硬変、肝がんとなります。C型肝炎は、肝炎症状が表れるまで自覚症状がない事がほとんどで、1/5の患者様しか治療を受けていないのが現状です。
肝炎検査の啓蒙活動をする事も大切だと感じました。また、高額な治療が必要で支援制度について患者様にアドバイスが出来ればと感じました。
治療薬は、併用すると大変危険な薬剤もあります。日々進歩する治療や薬剤について、勉強し続けることが大切だと感じました。
大腸がんの治療について勉強会が開催されました。
今回は、主に抗がん剤の治療と副作用について学習しました。 治療には様々な種類の経口薬や注射薬があり、それらを組み合わせて治療をしていきます。 抗がん剤は、正常な細胞にも影響を及ぼすため、ほとんどの方に副作用が出ます。 副作用の発現は、細胞分裂が活発な場所に現れやすいと言われています。 我々薬剤師は、副作用を早く見つけ、治療の継続を手助けし、投薬だけでなく、患者様の心身の観察・ケアをすることも、大切な仕事です。
インスリンの種類と関連処置・抗血小板薬についての勉強会が行われました。
●インスリンについて
日本人は米国白人に比べインスリン分泌量が少ないため、インスリン治療の効果が出やすいとされて
います。一生続けるというイメージもありますが、早めにインスリン療法を始めることで、すい臓の力が
回復し、飲み薬だけに戻る患者さんもいらっしゃるそうです。
治療方法を選択する時期も大事です。
●抗血小板薬について
同じ病気でも、ケースによって抗血小板療法が有効な場合もあれば、抗凝固療法が有効な場合もあり
ます。様々なケースによって、何の薬を併用するのか、今中断すべきなのかなど、注意する必要があり
ます。
糖尿病の治療薬についての勉強会が行われました。
糖尿病の治療と聞くと、血糖値を下げる事を想像する方が多いかもしれませんが、最近では血糖値を上
げたり下げたりコントロールしながら治療する方法が増えてきているそうです。
糖尿病の治療薬には、様々なものがあり、投薬後、注意が必要なものもあります。例えば、血糖値を下げ
る薬を投薬すると、始めは体重が減少したり、脱水症状になりやすくなります。低血糖になると、めまいも
起こしやすく、転倒してしまう方も多いようです。
糖尿病の治療方法は、医師によっても様々な見解があるようです。
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褥瘡(じょくそう)についての勉強会が行われました。
褥瘡とは、いわゆる「床ずれ」の事で、介護の現場で多く目にする症状です。
薬局の店舗や、訪問薬剤の現場でも、これからもっと関わる事が増えると予想されます。
褥瘡は、症状によって使用する薬が様々で、薬の知識に長けている薬剤師の意見がとても重要です。
実際の症状の画像を見ると、多種多様で、実務経験を積む事がとても大切だと感じました。
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在宅薬剤管理指導についての勉強会が行われました。
在宅薬剤管理指導の依頼を受けてから実際に訪問するまでの流れを、映像で見ながら解説して頂きま
した。実際に訪問する際、一番難解なのは患者さんに「薬剤師訪問の必要性」を理解して頂くことだそう
です。その為、医師や訪問看護師、ケアマネージャーとの連携が必須となり、“多職種連携”の重要性を
感じた勉強会でした。
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高血圧のガイドラインについての勉強会が行われました。
ガイドラインの変更点や、高血圧が及ぼす糖尿病・腎機能疾患への影響、有効な薬剤について等、解説
していただきました。
実際に薬を処方する際の注意点(誤飲の可能性等)や、薬剤の効きにくい症例などについても意見交換が
行われました。
今回は、薬剤師以外にも、介護職や医療事務も研修に参加しており、「高血圧」についてさまざまな視点
から見ることができた勉強会でした。
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調剤報酬改定についての勉強会が行われました。
今回は4月の調剤報酬の改定に向けて各店舗の管理薬剤師や薬剤師や事務が参加をしました。
消費税増税に伴う対応や加算の変更などについての説明をしていただきました。
実際に薬局運営がどのように変化するのか、各店舗の基準がどうなるのかを確認することができました。
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認知症についての勉強会が行われました。
実際に認知症の方の生活を映像で見て、数人の班に分かれて、グループディスカッションを行いました。
薬剤師や介護職、医療事務など様々な職種でディスカッションが行われたので、様々な意見や見解が
出て、とても活発な
意見交換が行われました。
認知症の方が服用されている薬に似せた錠剤を、実際に皆で服用をし、どのような点が違うのかなどを
体験しました。
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AEDの使用方法を含む応急処置についての勉強会が行われました。
今回は、介護職の方も多く参加していました。
AEDの使用方法や手順などを説明していただいた後、皆で実際に胸骨圧迫やAEDを使用して流れを
確認しました。
胸骨圧迫の強さやAEDを付けるタイミングなど、もしもの時に素早く対応できるように実際に近くで見て
勉強をすることが大切です。
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